「何も塗らないでください」と言われても、
そういうわけにはいきません
医療法人あすなろ会 わたなべ皮フ科・形成外科
院長 渡辺奈津先生
明らかに皮脂欠乏があり、それをサポートし、バリア機能を維持するために保湿をするというのは、わかるのですが、昨今は逆にお手入れ過剰症候群と申しましょうか、さまざまな化粧品、エステテイック、美容皮膚科の施術、または自分の肌質とあわないお手入れを続けてしまうことにより、かえって皮膚を傷めてしまう方が増えています。以前は更年期や、飲酒過多などでしかめったに起こらなかった酒さという疾患が若年成人層に増加しております。このような方はお肌のお手入れに無頓着なのではなく、逆に関心が高く非常に高価な保湿成分の高いものをたくさん使用されたりしておられます。しかし刺激過剰でなったものは、やはり「何もしばらく塗らないでください」とご指導することになり、さあ大変、今まであんなに塗って補ってきたものを急にやめるわけですから、しばらくはかなりの乾燥、つっぱりなどに悩まされます。この時期を励ましながら待っていただき、根治治療を続けると軽快するのですが、人前に出すお顔がこの状態ではみなさん大変つらく、「何か塗らせてくださ~い」となったとき、私はこの薬用AKマイルドクリームをお勧めしています。「化粧水も乳液も、美容液も今は一度やめてみて、これ一本でやってみてください」と。天然セラミド配合で余計なものが混ざっていないので、接触性皮膚炎を起こすリスクも少なく、使い心地もよろしいので、よろこばれております。