1998年以来20年愛用しています

医療法人社団 慶緒会 南平台緒方クリニック
院長 緒方寿夫先生

医師になって間もない30代の頃、全身のアトピー性皮膚炎に悩まされ、皮膚落屑が自宅フローリングの床に積もり、当直先の寝具も血垢と落屑で汚してしまう毎日でした。治療としてのステロイドに加え、ワセリン、親水軟膏、市販のスキンケア製品を広く使用し、アトピー関連商品の知識と患者様の気持ちを実体験として得ることができました。その後、皮膚炎は上手にコントロールできるようになりましたが、20年を経た今も皮膚保護と保湿のための全身スキンケアは欠かす事ができない日課となっています。

初めてAKマイルドクリームを知ったのは1998年の日本形成外科学会の展示ブースでした。当時、繊維芽細胞のアポトーシスとセラミドの研究に関わっていたので、天然セラミドとは?と強い関心をもち、材料は?含有量は?など細胞間脂質としてのセラミドについて様々な質問をしたことを憶えています。サンプルを試用したところ、抜群の保湿維持に加え、べとつかない、下着が汚れないといった使用感と、ヒノキの香りが抗菌感を醸し出しており好感触でした。調剤材料としてのセラミドについては、天然・合成、動物・植物、水溶・脂溶、ミセル化・ナノ化、等々、理解を深めましたが、セラミドの効果よりも基剤が優れているのでは、とも考え、セラミド抜きのクリームを試用できないかといった無理難題も投げかけました。そのような申し出にもロゼットのご担当の方は懇切丁寧にご対応いただきました。

3年前に大学病院を辞し開業致しましたが、外来では症状・治療内容に応じた皮膚保護指導をし、私自身がセラミド製品を愛用していることから患者様にも広くお勧めしています。使用した患者様の多くがリピーターとなってくださることは、医者としてのみならず私の個人的な愛用品を認めてくれたようにも感じ、日々の喜びの一つとなっています。